目標の持つ力が人を動かす
目標を持つ事で、目の前に現れる現象や情報の取捨選択が容易になるそうだ。時に、逸脱することもある。目標の存在其の物が「自動制御装置」にもなり得る。実に、願ったり叶ったりである。
♢「巻頭」で、"大きく考えることの魔術(ダビット・J・シュワルツ著)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第119回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
~最近のテーマは
『ベーシックインカムは國を滅ぼす?』。~
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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『ベーシックインカムは國を滅ぼす?』その2
「panis et circenses」(発音▶https://youtu.be/8NT6Qr_Cklg)をご存知ですか? 「パンとサーカス」は詩人ユウェナリス(西暦60年 - 130年)が作った詩の中に登場する表現です(wiki.)。どうやら当時の社会情勢を皮肉った"フレーズ"のようです。
新嘗祭の歌(祝日大祭日唱歌)
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https://youtu.be/hWdN3MTXE10
祝日大祭日唱歌 1893(明治26)年8月 制定
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http://www.geocities.jp/saitohmoto/index.html
☆★☆━━━━━━━第109回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 天照大御神と須佐之男命」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『須佐之男命の結婚と須佐之男命の子孫』
⑨「カミカミ」舌を噛みそう その1
《上代での家族とは?》
上代日本の家族のお話をしていると、自分自身が歳を取る感覚を忘れている事を思い出します。抑々、古来より日本には誰かの為に活躍する、その様な「志」が固い方々が大勢登場致します。かつて、年頃になるとお嫁さんをお世話する方がいらっしゃいました。「家族制度」はその活動を補完する存在だったのかも知れませんネ。だいぶ、お話が脱線してしまいました。軌道に戻りたい(復習▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/5125766 )と思います(^^;
★ 八俣遠呂智を退治した須佐之男命は大神と呼ばれます。「宮居」をお作り遊ばしました。大神は足名椎の御女・櫛名田比賈と、大山津見神の御女・神大市比賈(かむおおいちのひめ)と御婚姻なさいます。★
大神は大山津見神(目覚めの一曲#37▶ http://qq3q.biz/NNa3 )の御女・神大市比賈(かむおおいちのひめ)を娶りました。御子の大年神(おほとしのかみ)と宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)がお生まれになりました。
宇迦之御魂神の「宇迦」は食(うか)の意味で、即ち穀物の神様です。食べ物の事に功業があった神であると、「古事記全釈(植松安氏&大塚竜夫氏共著,pp.89)」に説明されています。
また、本居宣長は大年神を『古事記伝』で、「大は例の称え名、歳は田寄なり、 多余(たよ)を切(ちじ)めて登(と)となる、(略)然云故はまず、登志とは穀のことなり、其は神の御霊以て、"田"に成して、天皇に"寄"奉賜ふゆえに云り、田より寄すと云こころにて、穀を登志とはいうなり(古事記伝(三), pp.51)」と、解説しています。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『古事記の本』
⑥本を読み比べる《その1》
◎歴史書古事記全訳 武光誠氏著
アンソロジー(anthology)をご存知でしょうか? 様々な詩人・作家の詩や文章を、ある趣旨で選び集めた本の事です。語源を遡ると、とても面白い事に巡りあいます(*^^)v 「花集め」、「花摘み」の事を表現した言葉だったのです。実に風流な言葉ですネ(#^.^#) "anthology"は古典ギリシア語"ἀνθολογία (anthologia)"が基になっています。複合語で、「花」を意味する"ἄνθος (anthos)" と、「集めること」を意味する"λογία (logia)" から構成されています(wiki.)。
まさに、武光誠氏が著わした「歴史書古事記全訳」はアンソロジー(anthology)のような本なのです。巻末の参考文献がとても充実しています。とても感心するのは、異なる論点で著わされた書籍が参考文献としてリストアップされているのです。背景が異なるコンテンツを読み比べる事で、両者の奥にある"真実"に迫る事ができるのです。これが読書の醍醐味ではないでしょうか?
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